音楽療法

退院後の生活に欠かせない身体と心のバランス。その回復に音楽療法は有効です。

音楽療法は音楽を意図的に用いて患者様に働きかける療法で、当院では音楽療法士が従事しています。

音楽療法

臨床心理部

患者様の症状や障害は運動に関する障害、認知に関する障害、心に関係する問題にいたるまで実に多様化しています。退院に向けて、また退院後の生活へ向けた患者様の回復には身体と心のバランスが取れていることが大切です。そしてその回復のために「情動」という人間の働きに対して、音楽療法は非常に有用です。

人間は情動、例えば感動すること、怒ること、笑うこと等の感情を表現することが必要です。音楽には、感動を呼び起こしたり、懐かしい曲を通して感傷に浸ったりと様々な情動反応を引き出す作用があります。また注目すべきこととして認知的、言語的な機能に障害があったとしても音楽は認知、言語という脳機能に頼らなくても別回路で働きかけることが出来る可能性が解明されつつあります。また集団での音楽療法は他の患者様とあたかも「井戸端会議」のように集まりあうきっかけ作りとなります。この「集まる」ということも大切な社会的リハビリテーションです。

情動に対してのみならず、音楽という刺激が脳に直接働きかけることによる認知障害の改善に向けた取り組みも行っています。また身体的にも、呼吸や声を出すという運動に関する機能の向上など、当院が提供している治療と併せて、音楽を使ったより効果的なリハビリテーションが提供できるように専門スタッフが取り組んでいます。

関西リハビリテーション病院

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