多くの患者様が退院した後の生活やリハビリ治療が引き続きうけられるのか不安を持たれます。当院で提供する退院後のサポート体制をご紹介いたします。私達は次の4つの取り組みを核として退院後もサポートを継続してゆきます。
4つの取り組み
- 訪問リハビリテーション
- リハビリテーション外来専門クリニックの開設(2009年7月開院予定)
- 在宅リハビリテーション支援室の設置
- 地域の医療、福祉機関との連携の強化
退院後フォローの現状
現在の診療報酬制度の中では、リハビリテーション病院退院後の維持期のリハビリは、一部の例外を除いて、介護保険の中で行うという方針が示されています。しかし今日まで1日3時間近くの療法士とのマンツーマンのリハビリをやってきて、退院した明日から週2回のデイケアでの集団リハビリになってしまう(ある程度の緩和措置はありますが)という現実に大変に失望されている方も多いことでしょう。
当院は平成17年の開設以来、退院後の外来でのリハビリテーションを行っておりません。それは、入院での治療を受けられる方に対して、リハビリテーションの人的資源(医師・看護師・セラピスト等)も物的資源(施設の使用)も最優先に配置して、最大限のリハビリ効果を目指すことに特化したいという目的からです。このため、退院後の外来での定期診察は一部の方に行っておりましたが、多くの患者様の退院後の管理は地域の在宅かかりつけ医にお任せしていました。疾病の管理だけならそれでよろしいのでしょうが、在宅での機能低下やリハビリ介入の有無、タイミングなどの系統だった定期フォローアップがなく、いわば「やりっぱなしの無責任な」状況でした。
当院の取り組み
私たちはこの反省に基づき、平成20年度より、退院後に必要な方には訪問リハビリを提供して在宅での生活状況をモニターできる体制を構築してきました。そして、平成21年8月に外来リハビリテーションクリニック「篤友会リハビリテーションクリニック」を新千里西町に、さらに平成23年4月に豊中市庄内東町に「坂本診療所」を開設し、退院後も十分なフォローができる体制を構築しています。
このクリニックと診療所では、退院後の機能や能力の維持を目的とした視点で外来定期診察を行い、必要に応じて脳血管・運動器リハや嚥下リハの訓練を行っています。また、新千里西町と庄内東町を基点に地域の医療、福祉機関との連携を強化し訪問リハビリ(PT/OT/ST)を提供し退院後も継続したリハビリテーションができる体制を整備しています。





















