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当院は全144床が回復期リハビリテーション病棟基準の病院であり、365日訓練体制で訓練を実施しています。回復期リハビリテーション病棟の成果は、全国回復期リハビリテーション病棟連絡協議会資料によると、 1)急性期病棟からの早期の患者受け入れ 2)可能な限りADLを改善させること 3)自宅復帰率を高めること とされています。この視点で当院の治療成績について報告いたします。
FIM評価を熟知した当院のスタッフは、兵庫医科大学リハビリテーション医学教室とNPO法人リハビリテーション医療推進機構CRASEED(クラシード)が主催する「ADL評価法FIM講習会」において講師を務めています。
入院患者さまの満足度調査はこちらからご覧いただけます。
2022年度の受け入れ患者の疾患割合をグラフに示します。
2022年度の平均入院期間は83.5日です。患者様個々に応じた入院期間の設定を行いますので、ばらつきは大きくなります。
365日体制で平均約2時間40分(土日祝日含む)のリハビリテーションを実施しています。
基本料1の回復期リハビリテーション病棟は、死亡・急変例を除く退院患者様のうち70%以上を医療機関及び老人保健施設以外へ退院誘導することが求められています。
当院の2022年度FIM利得は、全国平均を上回っています。
FIM:日常生活の自立度を測る評価法で、自立度が高いと点数が高くなります。
FIM利得:退院迄に改善したFIMの点数です。
■が当院、■が全国平均の数値です。
リハビリテーションの効率と実績を厚生労働省に報告する「アウトカム評価」があります。FIM利得をベースとして計算され、「40未満」は効果が低いと判断されます。2022年度のアウトカム評価は以下のとおりです。
■が当院、■が全国平均の数値です。